
開会中の今臨時国会は、衆参両院本会議場にての 対総理代表質問を経て、予算委員会質疑などが進行中。この答弁の為、高市総理が早朝 3am頃から準備に入られた事が問題視もされている様だ。
想えば就任時「働いて、働いて、働いて参ります」の表明が 犠牲を伴なう過労問題などにそぐわないとの批判も出たものだが、拙者にはあくまで例え話に聞こえ、実際には人道面の配慮もされるものと心得る。特に左傾の政治・メディア勢力はとかく攻撃的批判姿勢をしがちだが、我々はもう少し落ち着いた緻密な向き合いをした方が良いのではないか。
その高市総理、特に社会経済面の危機管理投資には積極姿勢で臨む方向の様だ。「もう一つの外敵」とも言える、不当な外資などの我国内資産取得から我国益を守る まだ歴史も浅い経済安全保障推進法改正を図る報が聞こえてきた。サイバー攻撃など 通信の安全保持などを考えると、この動きは当然とも心得る。以下、今朝の読売新聞ネット記事を引用して みて参ろうと思う。
「経済安保法改正へ・・海外での港湾整備など民間の事業支援や医療のサイバー攻撃対応強化など」
高市首相は 11/7に置く経済安全保障推進会議で、2022=令和 4年に成立した経済安全保障推進法の改正に向けた検討を閣僚に指示する方針を固めた。
港湾整備など民間事業者が海外で行う重要事業を支援する枠組みの創設や、海底ケーブル敷設といった事業への支援拡大を検討し、首相が掲げる「危機管理投資」の促進につなげたい考えだ。電気やガスなどの「基幹インフラ(社会基盤)」に医療分野を追加で指定し、サイバー攻撃ーの対応を強化する。
複数の政府関係者が明らかにした。政府案を整理し、近く開く有識者会議での意見を踏まえ 内容を詰める。来年の通常国会での法改正を目指す。経済安保法は (施行後) 3年をメドに 必要に応じ見直しを行うと定めている。政府は、AI (人工知能)など先端技術の開発競争を含む米中の対立激化や サイバー攻撃の深刻化など安保環境の変化を踏まえ、法改正が不可欠だと判断した。
海外での事業支援は、要衝の港湾の運営権を握るなど 新興・途上国「グローバル・サウス」への影響力を強める中国(大陸)への対抗を念頭に置く。
新設する「海外経済安保事業展開支援(OESA)(仮称)」の枠組みを通じ、グローバル・サウスとの連携を深める事業の展開を後押しする。重要物資の輸送を滞らせない目的で、港湾の修繕事業を受注する事業者に資金を拠出することなどを想定する。
経済安保法の支援対象は、半導体など重要物資の供給網確保が中心だ。改正に際し、海底ケーブル敷設などの民間の重要事業まで対象を広げることで、危機管理投資の拡大も図る構えだ。
基幹インフラに医療を指定するのは、病院に対するサイバー攻撃への対応が急務となっているためだ。2022=令和 4年には 大阪府立病院機構の「大阪急性期・総合医療センター」がサイバー攻撃を受け、外来診療の(一時)中止に追い込まれた。指定後は、地域の拠点病院などは コンピューターシステムを初めとする重要設備の導入時に政府の事前審査が義務づけられる。サイバー攻撃への耐性を含め 整備に問題がないかを確認する。
改正案には 内閣官房に経済安保の調査研究を担うシンクタンクを創設することや、守秘義務を課して官民が情報共有する「官民協議会」の設置も盛り込む考えだ。国民の個人データなどの流出を防ぐ措置も議論する。(引用ここまで)
サイバー攻撃と言えば、飲料大手のアサヒグループ・ホールディングスがここ 1カ月以上 身代金要求型のランサムウェア攻撃に遭ってシステム障害が続き、ネット通販大手のアクスル(株)も同様の事態に見舞われている様だ。復旧にはまだ暫くの期間を要すると聞いている。
特に医療向けの攻撃は、最悪診療不能の事態に繋がり 患者各位の命にも関わりかねないだけに、最優先で取り組むべきだろう。それと同等に重視されるべきが 国際通信の要(かなめ)、海底ケーブルの保全だろう。
欧州バルト海にあっては、ロシア国の関与が疑われる国際海底ケーブル切断事案が複数に上り、台湾近海にても 中国大陸の関与が取り沙汰される海底ケーブル切断疑惑があると聞く。
どちらも、我国も決して無関係の事共ではないだろう。特に海底ケーブルが揚陸される地点の保全は大切と心得る。具体的地点に触れるのは控えるが、民間事業支援と共に、こうした所の保全にはもっと明確に警察や海上保安庁、必要によっては自衛隊の関与を進めるべきではないか。
改正経済安保法制の取り組むべき分野は、前述以外にも引用記事中の事共に加え、外資など外国勢力による我国内不動産取得などに対する必要な合理的規制など多岐に亘る。大変な取り組みとなろうが、この事共に果敢に臨めるのは 現状では髙市政権をおいて他にないだろう。
無理は禁物だが、医療分野のサイバー防衛を初め 分野毎の優先順位に留意しながら、真の改善となる様 着実な進行をお願いしたい。今回画像は、岐阜・滋賀両県境付近の JR東海道新幹線を西下する試験列車「ドクター・イエロー」の英姿をもう一度。